どうでもよいものこそを、カッコよく

写真は木工作家さんの工作機械の台。


普通は「機械の台を安く作って」と言われると鉄工所の仕事のように、とりあえず機能だけってなるんだけど、木工作家さんにとって工房はもしかしたらリビングよりも大切で、長い時間いる場所でしょ?

だから普通は見向きもされない、あるいはどうでもよいとされているものこそカッコよくしたいんだよね。あまり手間はかけられないんだけど、そこをなんとか工夫して。


いわゆるナチュラルやオシャレを気取るためでなく、本当に使う人の暮らしを豊かにするようなものをつくりたい。


豊かさとはたぶん「余裕」なんだと思う、無駄や無意味を楽しむ「余裕」。

ってなことを考えております。

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